有酸素運動が便秘解消をサポート

便秘解消には食事の改善や運動が重要だと言われている。
排便は腸のぜん道運動だけではなく、腹筋も使って便を押し出すため下腹部の筋力が弱っている場合には
便を十分に押し出すことが出来ない。
そのため、便を押し出せずに便秘を引き起こしてしまうことがある。
また、腸の働きや排便行為は、自律神経(交感神経・副交感神経)によって支配されていて、副交換神経が優位のときに排便が起こりやすくなる。
そのため、軽い有酸素運動は副交感神経の働きを高めるため、腸の動きを整え便秘を解消することができる。

有酸素運動とは、酸素を体内に取り入れながら行う運動で長時間続けられるようなものである。
簡単に出来るものは歩くことや自転車を漕ぐことなどがあげられる。
有酸素運動の効果として、排便時に必要な副交感神経を高め、交感神経を抑える効果がある。
有酸素運動といえば、エアロビクスやマラソンなどのハードな運動を想像する人も多いかもしれないが、便秘解消法として活用するのであれば、ウォーキングや自転車こぎ程度で十分である。
体の血液の流れをよくして、腸の働きを活発にすることができる。

有酸素運動のなかでも、ウォーキングなら生活の中で無理なく出来るという人も多いかもしれない。
ウォーキングの良い点は適度に汗をかき、血液の循環が良くなることで新陳代謝がよくなること。
また、それに順じて腸の働きが活発になること。

普段から運動不足という人は、はじめはいつもより少し多めに歩いてみることから初めて見るだけでも良いでしょう。
慣れてきたら、背筋を延ばして早歩きにしてみたり、1日30分程度を目安に、週3~4回のペースで無理なく目標を立てて始めると良い
歩くときにはお腹に力を入れることと、背筋を伸ばすことを意識する。
排便時に必要な筋肉が鍛えられることになって、便秘解消法としてより効果がある。

運動を行ったあと、逆に便通が悪くなるという人もいるが、汗で水分が失われ便が硬くなっていることが考えられるので、水分補給はこまめに行うよう心がける。
運動は、自分が心地よいと思うペースで行う。
副交換神経が優位な状態になって、体がリラックスすることで、腸の働きがアップし便秘解消が期待できるという流れなのである。
反対に、交感神経が優位な状態のときは体が緊張しているので、血流の流れを圧迫してしまい腸の働きも悪くなってしまう。
便秘の症状を改善したいならば、リラックスして行うことを心がけると良い。