腹式呼吸をすると便秘解消に繋がる

便秘解消法の1つに「腹式呼吸」を行うという方法がある。
便秘の原因には、ストレスや運動不足があるが、腹式呼吸はそのどちらにも効果がある。
呼吸方法には、肋骨を広げたり閉じたりする「胸式呼吸」と、お腹を出したり引っ込めたりすることにより横隔膜を上下させる「腹式呼吸」の2種類がある。
一般的に、女性は「胸式呼吸」が多く、男性には「腹式呼吸」が多いと言われているが、「腹式呼吸」を行うと、脳がリラックスしたα波やθ波の状態になり、全身をリラックスさせる効果もある。

また、下腹部に力がはいる「腹式呼吸」は、腸に刺激を与えることができるため、便秘解消の効果があると言われている。
便秘の原因のひとつに腹筋の衰えがある。
腹筋は内蔵を支えたり、腸のぜん動運動をサポートするなどの役割がある。
腹筋が衰えると、内蔵を支える力が弱くなり腸が圧迫されて便の通りが悪くなる。
加えてぜん動運動も弱くなるので、二重に便秘の原因となってしまう。

便秘に効く「腹式呼吸」のコツは、まず大きく息を吸って吐くこと。
いすに浅く腰掛け、背筋を延ばして下腹に両手を添える。
鼻から息を吸いながら、おへそを押し出すようにお腹をふくらませる。
同時に肩を後ろへ引いて胸を開き、あごを上げてたっぷりと息を吸う。
吸いきったところで体のちからをふっと緩めると、自然に息がふっと出て行く。
そのまま、おへそをのぞきこむように背中を丸めながら、お腹をへこませ、口からゆっくり息を吐く。
これを繰り返す。

お腹に手を当てて軽く押さえ、呼吸が抱きているかを確認しながら行うと効果的である。
「腹式呼吸」はヨガにも使われる。
ヨガは女性を中心に流行しており、取り組みやすい運動の1つである。
便秘解消のヨガポーズも存在するほどである。
「腹式呼吸」には、便秘解消だけではなく、自律神経を整える、冷え性の改善、ダイエットなどの効果もある。
このように、「腹式呼吸」を行って全身をリラックスさせ、更には腸に刺激を与えることで便秘解消へと繋がる。